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[42] 島嶼部の伝統民家-鬱陵島民家

石、水、風が多いことで有名な島!
陸地と遠く離れた島で暮らしていた先人たちは、一体どうやって家を建てて暮らしていたのでしょうか。
韓国を代表する島“鬱陵島”“済州島”“珍島”の民家を通じて、是非一度ご覧ください。


先ずは、鬱陵島へと参りましょう。
ここにある鬱陵島の民家は、鬱陵島の北面にある伝統家屋がそのまま移されたものです。鬱陵島は、真冬に雪がたくさん降ることで有名です。 雪が積もって家の外に出られなくなる程だそうです。 従って、鬱陵島の民家は、家の中に部屋と台所、トイレ、物置までが揃っており、また、外壁と内壁の間に土間を作って家の外に出ずに行き来できるようにされました。 鬱陵島の民家の最も大きな特徴は、何といっても“ウデギ”です。 丸太を組んで作った壁の外側に、さらにススキを束ねた“ウデギ”という壁を張りめぐらすことで、真冬の強風を防ぐことができ、また、屋根も草葺きや板葺き処理を行い、かまどで火を焚くとその熱気がウデギと屋根の間を循環して家全体を暖めてくれる仕組みになっていたそうです。 これ以外にも、陸地では見られなかった島嶼部の家屋の特徴にはどんなものがあるのか、ごゆっくりご覧ください。