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[14] 南部地方民家-竹器工房

思い切りのよい割れ方、そして曲がった事を知らない生一本さがまるで朝鮮時代の文士“ソンビ”と似ていたことから、昔から「竹」はソンビの象徴とされてきました。 日常生活の道具として竹が使用し始められたのは、朝鮮時代からです。 竹は成長が速く、1時間で竹が伸びる長さは、松の木が30年かけて成長する長さに匹敵するほどです。

また、弾力性に富んでいるため、多様な大きさに割って数百種類の生活道具が作れるようになりました。 竹工芸の中で断トツトップに選ばれる技術は、“チェサン”と言われる女性が使用する箱型の小物入れです。薄く切って作った“竹ひご”を美しい色で染色して編み上げた工芸品です。 その価値は、単純な生活用品という枠を越え、芸術作品としても認められています。サランチェでは、朝鮮時代に使用していた竹工芸品を職人さんが作っています。 どの品物が、どのように作られるのか、また何に使われる物だったのか、一度調べてみましょう。